孤独の終わり


恐れを忘れたふたりは、

森の中で

遊びはじめました。


石を投げ、

水面をかけ、

笑いながら

走りまわります。


孤独だったふたりは、

はじめて

誰かと過ごす時間を

知りました。


それは

長い時間ではありません。


けれど

その時間のあいだ、

世界は

ふたりのものでした。