Oncupaime

物語と現実のあわいへ
Oncupaime(オンクペイム)は、
童話の始まりの言葉 “Once upon a time”を組み替え生まれた造語。
昔々、あるところにーー。
それは、現実と物語のあいだにそっと線を引き、
物語の世界へ導く始まりの言葉。
人は物語に触れる時、その世界に入り込むような感覚を覚える。
Oncupaimeは、物語を再解釈し、
その一部を衣装へ落とし込むことで、
纏う人の現実に物語を咲かせ日常を豊かにする。
物語のあわいを映す象徴として掲げる「額縁」は
絵と空間を区切る線であり、物語の世界へ誘う扉。
その境界に、Oncupaimeの思想が息づく。